京都の真冬はとても寒く、なかなか外出する気にもなりません。外を歩いていてもどうしても色味にかけていて面白くないので、鮮やかな色を求めて植物園まで行くことにしました。
京都府立植物園に向かう
向かったのは京都府立植物園。今まで何度も来たことはありますが、園内は広く、季節に応じていろいろな植物を見ることができるので一度行ったくらいでは全部見て回ることができないほどです。
今の時期は冬なので野外の植物はそれほど見栄えしませんが、梅も咲き始めていますし、なにより温室があるので一年中鮮やかな植物を見ることができます。
マクロレンズ
今回持っていったカメラはOM-D E-M5 MarkII。レンズはM. ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroです。超強力な手ブレ補正があり、マイクロフォーサーズなので深度も稼げるということでマクロ撮影にはうってつけな組み合わせです。
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温室
まずは温室に入りました。というのも温室は入室が15時半までと若干早いのです。最初のエリアは暖かい地域の植物が展示されているため、外との気温差でフィルターが結露してしまいました。
温室の中は気温が高いだけではなく、湿度も高く、じっとりとしています。葉っぱについた水滴を探してみましょう。
グアムに行ったときはこんな花がたくさん咲いていました。
ほかには食用の植物を展示しているエリアや・・・
小さな植物がたくさん展示されているエリアもあります。
温室の出口近くにはふたたび熱帯の植物を展示したエリアがあります。
気づかない人も多いのですが、天井にも植物が生えています。
外に出て春の訪れを探す
温室を満喫した後は野外の展示を見てみましょう。そろそろ梅が咲き始める頃ですし、ちょっとずつ春の植物が見られるはずです。
紅梅、蝋梅ともにすでに咲いていました。これが目当てで来ているカメラマンも多いようです。
カメラを持って歩いていると、通りがかった人が親切にもユキワリイチゲや福寿草が咲いているのを教えてくれました。探してみるとなるほど小さな福寿草が頭を出していました。
こちらはセツブンソウ。もう少し経つともっと花弁が開いてくるのでしょうか。
冬ですが歩いていると意外と花が見つかります。
このあたりは初夏になるとあじさいがきれいなところですが、今の時期は何もありませんし、誰もいません。
この時期定番の椿はそこらじゅうに咲いていました。
行ってみて
真冬の時期は街中を歩いていてもなかなか色を見つけることができません。やっぱり植物園に行ってみると鮮やかな色を見ることができていいものですね。 そして、E-M5 MarkII と中望遠マクロレンズの組み合わせは、三脚なしで恐ろしく簡単に本格的なマクロ撮影ができてしまいます。また違う季節にも植物園に来るための楽しみが見つかりました。