京都でもこのところ急激に気温が上下する日が続いていますが、少しづつ春に近づいているような感じはします。京都御苑には梅林があり、毎年さまざまな梅の花を咲かせています。今年もそろそろ咲くころかと思い、見に行ってみました。
紅梅は八分咲き
梅林に着くとまず目に入ってくるのは鮮やかな紅梅です。この時期になると紅梅の木ではほとんどが花を咲かせていました。休日ということもあって梅林を訪れるカメラマンもたくさんいます。
紅梅を撮るときにポイントになるのは、前ボケとホワイトバランスでしょうか。PENTAXのカメラにはCTEというホワイトバランスがあります。CTEは朝焼けや夕焼けを撮るときに使うことが多いかと思いますが、紅梅のような被写体を撮るときには前ボケを作った上でホワイトバランスをCTEにしてやると、画面全体がピンク色になり独特の雰囲気を出すことができます。
青空をバックにした紅梅を撮りたいと思っていたのですが、この日はあいにくの曇り。それでもわずかに晴れ間が覗いた隙に撮ることができました。
梅林には紅梅だけでなくもちろん白梅もあるのですが、白梅の方はまだまだというところ。もうしばらく梅は楽しめそうです。
たくさんの猫に出会う
この日は梅を見に行ったつもりだったのですが、歩いているうちにたくさんの猫に出会いました。
こちらは行儀よくベンチに座ってなにかを待っている猫。近づいていくと触らせてくれました。何を待っているのかと思えば餌やりのおじさんを待っていたようで、おじさんが来た途端に私は用済みとばかりに見捨てられてしまいました。
かなり寒い日で、雪が舞うようなこともあったのですがそこらじゅうに猫がいました。300mmの超望遠はよくボケて猫が引き立ちます。
こちらは池の周りを走り回っていた猫。何かと思えばセキレイを狙っていたようです。
セキレイには逃げられてしまいこの表情。
超望遠でスナップ
この日持っていったレンズはDA★300mmF4ED[IF]SDMだけ。超望遠レンズ一本でなんでも撮ってきました。
いつもと違うレンズを持ち出すと視点が大きく変わる...と思いきやこのレンズは寄れるので結局マクロっぽい撮影が多くなりました。フルサイズのK-1で使ってもなんの問題もありません。よくボケて、切れ味がすごい。
いきなり出てきた野鳥も撮れます。これはシロハラでしょうか。
行ってみて
ようやく梅が咲いてきたことで春が近づいてくるのを実感しました。そして、普段はその大きさ重さから持ち出すのが億劫ですが、やっぱりDA★300mmはいいレンズですね。疲れない運び方を考えたいと思います。
今回使用したカメラ
PENTAX デジタル一眼レフ K-1 ボディ 5軸5段手ぶれ補正 ローパスセレクター フルサイズフォーマット 19570
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2016/04/28
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PENTAX スターレンズ 超望遠単焦点レンズ DA★300mmF4ED[IF]SDM Kマウント APS-Cサイズ 21760
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2008/03/31
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