歴史を知る：台湾旅行3日目

さらに前回の続きです。

台湾旅行の3日目。翌日朝の飛行機で帰国するため、観光できるのはこの日が最後でした。当初は午後から台湾のベニスこと淡水に向かい夕焼けを見る予定でしたが、この日はあいにくの雨模様。淡水行きはやめて台北市内を散策することにしました。

華山1914創意文化園区

前回訪れた西門紅楼のように、台北市内には日本統治時代に作られた建物がまだ残っています。こちらの華山1914創意文化園区も、日本統治時代に作られたレンガ造りの建物に地元のクリエイターが出店しており、雨の日にもかかわらず賑わっていました。

この華山1914創意文化園区に出店しているお店は、ちょっとしたお土産にちょうどいい小物がたくさん売っています。また、お店の他にも映画館やライブハウスがあり、台湾の現代文化を一度に楽しめるようになっています。

二二八和平記念公園

華山1914創意文化園区お土産を買った後は、二二八和平記念公園に向かいました。二二八和平記念公園とは、その名の通り二・二八事件の犠牲者を偲んで作られた公園とのことで、広い敷地内には犠牲者を追悼するモニュメントや、資料を展示した記念館があります。

中国風の建物（お廟？）には台湾の偉人たちの胸像が置かれていました。

記念館にも入ってみます。無料開放の日だったようで、入場は無料でした。館内には二・二八事件の概要に加えて、台湾の民主主義の歴史についての資料が展示されています。ところどころ日本語で書かれている展示もあり、なんとなく内容がわかるようになっています。ちなみにこの建物も日本統治時代に建てられたもので、当時はラジオ局だったそうです。

二二八記念公園のすぐ近くには総統府があります。総統府のまわりをちょっとだけ歩いて、MRTに乗り込みました。

永康街で麺

前日に続き、ふたたび永康街を訪れました。前日気になりながらも食べなかった麺とかき氷を食べました。ほぼ地元の人で埋まっていたお店でしたが、こちらも美味しかったです。メニューが全く読めず、何を頼んだかはわからないのですが。

かき氷はマンゴーとタロイモ。ものすごい量でした。一人で食べきるのは無理でしょう。

誠品敦南店

永康街で食事をとった後は、巨大書店というかもはや巨大ショッピングモールの誠品敦南店に向かいました。

誠品敦南店の中には書店、レコード店、文具店、カフェなど、いろいろなお店が入っており、一日中いても楽しめるほど充実しています。飲食店のフロアもありました。大量のかき氷を食べて温かいものが欲しくなってしまったので水餃子を頼んでみました。

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東北軒酸菜白肉鍋

ホテルの近くに戻ってくるとちょうど夕食の時間になりました。この日はかねてから狙っていた白菜鍋を食べることにして、ホテルの近くの東北軒酸菜白肉鍋というお店に向かいました。やはり観光客に人気があるのか最初はお店に入れず、ホテルを通じて予約をお願いして入ることができました。

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この鍋料理は酸っぱい白菜が入っているのが特徴です。ザワークラウトのような感じでしょうか。他には豚肉、エビ、豆腐、鴨血などが入っています。醤油やにんにく、唐辛子などいくつかソースがおいてあり、味を比べながら食べることができます。お店の方には日本語も英語もほとんど通じませんでしたが優しく対応してもらいました。